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前回の記事では、上質なニガリ(苦汁)はアルカリ性であり、phをコントロールして微弱アルカリローションに仕上げることが大事であることについて書きました。今回は③「グリセリンの配合」に関してです。
 
グリセリン自体は人体内でも合成され、BG(ブチレングリコール)やヒアルロン酸等の他の保湿成分に比べれば、格段に安全性の高い保湿剤です。しかし使い方を誤ると、お肌から水分を奪うこともある、諸刃の剣なのです。
 
たとえば、高濃度のグリセリン溶液をお肌に塗布すると、肌上はベタベタになり潤ったような錯覚に陥りますが、じつベタベタの下のお肌は水分を失い干からびます。なぜならグリセリンは水分を奪う作用があり、空気中からだけでなく、お肌からも水分を引っ張るからです。
 
グリセリンは角質層内に浸透して、初めて保湿成分として働きます。そのためにも、①で書いたように、ニガリ/海塩で作ったベース水が、正しい濃度であることが肝要です。苦汁/海塩の濃度が正しければ、配合したグリセリンも、角質層内に一緒に吸収されます。
 
さて、グリセリンの濃度ですが、弊社が行った研究では、3%程度がベストです。2%であれば物足らない感があるようです。4%までグリセリンの濃度が高まると、ベタツキが肌上に残り、肌に悪影響を与える可能性があります。出来上がった化粧水がお肌にスムーズに吸収されてサッパリ感のあるのがベストですが、それはまさにグリセリン濃度は3%ということです。
 
①ニガリ/海塩が正しい配合量で、②phが微弱アルカリにコントロールされ、③3%程度のグリセリン濃度であれば、きっと素晴らしいニガリ化粧水が出来上がるでしょう。
 
次回の記事では、ニガリ化粧水に尿素配合をオススメしない理由について、書きたいと思います。
 
 

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前回の記事では、ニガリ(苦汁)を使用した化粧水を作る際の、ニガリや海塩の配合量に関する注意点について書きました。今回はph(ペーハー)に関する注意点について、書きたいと思います。
 
どんなにニガリや海塩の配合量が適切であっても、出来上がったニガリ化粧水のphが不適切な場合は、保湿効果を評価する以前に、肌トラブルが生じてしまいます。具体的には強いアルカリ性になってしまい、肌が真っ赤に腫れてしまう可能性です。
 
塩化ナトリウム(食塩)の含有量が90%以上のいわゆる「粗塩」レベルの海塩であれば、ph値はまず問題はないでしょう。しかし潤い効果は低く、塩化ナトリウムによるお肌の乾燥や刺激が、懸念されるでしょう。
 
潤い効果が期待できる塩化マグネシウム主体の海塩やニガリ(塩化マグネシウムの純度が90%以上の安価なニガリではない)であれば、どうしてもアルカリ度が高めになります。phが⒑を超すようであれば、保湿というよりももはやお肌を溶かす働きが強く、肌に炎症が生じる可能性が高くなります。
 
これを調整するためには、クエン酸等の酸性物質を添加し、いくぶんか中和する必要があります。しかしこれが、じつにたいへんなのです。ちょっと量を間違えるだけで、たちまちph2~3程度の酸性に傾いてしまいます。ほんの少しだけ加えるだけで、充分なのです。それを正確にするためには、やはりph測定器が必要となってくるでしょう。
 
さて、ここまで正しくニガリ溶液が出来上がれば、つぎは保湿成分の添加です。次回の記事では、この注意点について、書きたいと思います。
 

  

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前回の記事では、ニガリ(苦汁)を使用した手作り化粧水の注意点についてのまとめを書きました。まずは①ニガリもしくは海塩の配合量に関する注意点です。海塩を使用する場合からのほうがわかりやすいので、海塩をブレンドする場合の注意点から書き始めたいと思います。
 
まず大事なのは、人体の体液と等張もしくはそれ以下になるように、海塩の配合量を設定すべきということです。手作りした化粧水が体液と等張であれば、化粧水はお肌へ吸収されるように浸透していきます。等張でなくともやや低い場合でも、お肌に無理なく浸透していくでしょう。
 
しかし配合量が多すぎると、手作りした化粧水が肌上に残り、お肌から逆に水分を吸い取り、大きな刺激になることもあります。
 
等張になる海塩の量は、精製水1リットルに対して約15グラムです。
 
海塩ではなくニガリを配合する場合は、固形分から算出できます。不明な場合は、ニガリのメーカーにお問合せ下さい。それでもわからない場合は、比重から計算するのもよろしいでしょう。たとえばそのニガリの比重が1.3であれば、単純計算で0.3が固形分となります。
 
次回の記事では、②ph(ペーハー)に関する注意点について、書きたいと思います。
 
  

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