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これまで当ブログでだけでなく、弊社公式サイトや主要ブログのcocolog、そしてサブブログのアメブロにても、化粧品や薬用化粧品(医薬部外品)に配合されるグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)に関する、危険情報を書かせて頂きました。とくに手作り化粧水専用ブログである当ブログでは、手作り化粧水にグリチルリチン酸ジカリウムを配合するのはナンセンスであるとさえも、書かせて頂いております。それほどこの化粧品成分は、手作り化粧水に配合する価値はないばかりでなく、使い方や配合を間違えると、とんでもないことになりかねないのです。
 
アルガアイがこのグリチルリチン酸2Kに注目し始めたのは、2010年の1月の終わりかけでした。弊社の手作り化粧水原料「アクア・ダルモール77ミネラル」の女性モニターさんが、グリチルリチン酸ジカリウム配合の薬用石鹸を使い始めてから、急に化粧ののりが悪くなるだけでなく、とうとうお顔に浮腫(セルライト)ができてしまったということがきっかけでした。そのモニターさんのお肌はもともと、透き通るようにキレイでした。しかしそのモニターさんは、もっともっと白くなりたいと欲張って、インターネット上で美白効果が強調されていた「お茶石けん」を購入し、使い始めたのでした。

使い始めたら美白効果は抜群で、洗顔直後からお肌は真っ白になったとのことでした。すっかりそのお茶石鹸はモニターさんのお気に入りとなり、朝晩欠かさずしっかりとお茶石鹸で洗顔し、白さを堪能していたそうです。最初の1個目を使い終えれば、お得な数個組を注文するといった感じで、とにかく手放すことができなくなったようでした。そしてその後そのモニターさんと再会した時に、お肌の異変がわかったわけです。

私がその美白のカラクリを説明すると、他にも思い当たるふしがあったためか、そのお茶石鹸の使用を即座にやめたそうです。その後はそのお茶石鹸はスニーカー専用洗剤となり、モニターさんは二度とそのお茶石鹸をお顔に使わなくなりました。その後お肌は元通りの自然な透明肌に戻っていったようで、幸いなことに、後遺症にまでは至らなかったようです。


アルガアイはこの経験を通して、このグリチルリチン酸ジカリウムの実際の配合のされ方に危険性を感じたため、同年2月にさっそく公式サイト内に、「美白効果が強調されているグリチルリチン酸ジカリウム配合の化粧品や薬用化粧品は危険!」との趣旨の記事を書き、消費者の皆さんへ危険情報を提供させて頂きました。記事をアップした当初より数年間は、GoogleやYahoo等大手検索サイトでは1~2位の上位ランクであったため、たいへん多くの方々よりアクセスを頂戴しました。実際にこの記事を見られて、お茶石鹸の使用を中止された方は少なくないようです。また、この記事がきっかけとなり、グリチルリチン酸ジカリウム配合化粧水で違和感を感じた方より、たくさんのお問合せを頂戴し、そのうちの少なからずの方は、今でも弊社の「アクア・ダルモール77ミネラル」をお使い頂いております。


そして同年10月には、お茶石けんに配合されている加水分解コムギによるアナフィラキシーショックが、メディアで大きくとりあげられることとなりました。この時には多くの方より、あの石鹸の使用を中止していてよかったと、多くのお礼のお電話やメールを頂戴しました。そして2013年には、今世紀2度目の大きな化粧品事故である、ロドデノール白斑事故が、大きくメディアに取り上げられることとなりました。この美白化粧水にも、グリチルリチン酸ジカリウム配合が有効成分として、しっかりと配合されていました。


グリチルリチン酸ジカリウムは、もちろん有用な成分と言えるでしょう。しかしグリチルリチン酸ジカリウムが配合された化粧品や薬用化粧品の選択や使い方を誤ると、大変なことにもなりかねません。最悪の場合は、「死」です。それほどこのグリチルリチン酸2ジカリウムは、化粧品成分としては最も強い薬効をもつ成分です。そういうわけで厚生労働省は、化粧品成分としては異例なほど、グリチルリチン酸ジカリウムの配合には厳しい制限を設けているわけです。


もちろんこの記事ではグリチルリチン酸ジカリウムに関して、必要以上の悪口を書く意図などありません。化粧品や薬用化粧品に配合される目的や、悪用される傾向などを知って頂いたうえで、このグリチルリチン酸ジカリウムが果たして手作り化粧水に有益であるか否かを、お考えいただければと、アルガアイは考えます。そこで今回は平成の締めくくりとして、まとめの記事を書きたいと思います。さっそく次回の記事では本題に入り、まずはグリチルリチン酸ジカリウムの概要について、書きたいと思います。

 
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前回の記事では、グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム/甘草エキス/カンゾウ根エキス)と加水分解コムギが配合された薬用石鹸で、小麦アレルギーに陥るまでにグリチルリチン酸2Kが果たした役割について書きました。今回はその続きを、書きたいと思います。
 
前回の記事では、お茶石鹸事件ではアナフィラキシーショックを起こした方はおられたものの、幸いにも死亡事故までには至っていないようだと書きました。しかしそれはあくまでも、その時点のことです。
 
というのも、アレルギーは遺伝するという学説が、支配的になっているからです。端的にご説明すれば、お母さんやお父さんが小麦アレルギーでなくとも、ご本人が小麦アレルギーに陥った場合は、生まれてくるお子さんが小麦アレルギーになる可能性を、引き継ぐことになるということです。
 
そしてそのアレルギーのレベルは、世代をまたぐたびに軽微になるといった、楽観的な様子は見受けられません。むしろ最近のお子さんの小麦アレルギーは重症化にとどまらず、不幸にも死亡事故まで発生している状況です。したがいまして、世代をまたぐと重症化すると考えていたほうが、よいかもしれません。
 
昨今のグリチルリチン酸2Kと加水分解コムギが配合された薬用石鹸で小麦アレルギーの発症まではなかった方は危険性は薄いかもしれません。しかし発症してしまった方は、小麦アレルギー体質という負の財産を、お子さんへ強いることにもなりかねないわけです。国は被害者の現状にとどまらず、長期的なフォローもしていくべきでしょう。
 
以上のようにグリチルリチン酸2Kがもつ消炎作用/抗炎症作用とは、「炎症」という安全装置をお肌から取り外し、死のエキスさえ体内に送り込むことを可能せしめる危険性をはらんでいると、考えるべきでしょう。この危険性を認識した上で、グリチルリチン酸2Kは化粧品や医薬部外品(薬用化粧品/薬用石鹸/薬用化粧水等)に配合されるべきでしょう。
 
消費者の皆さまにおかれても、安易に「美白できる!」といった宣伝に惑わされることなく、またパッケージのデザインや雰囲気でスキンケア製品を選ぶのではなく、配合されている成分に、もっと注意を払うべきでしょう。とりわけ化粧品の場合は「全成分表示」が義務付けられております。これは国が、「成分をちゃんと確かめて使用しなさい。」と消費者に求めている以外の、何物でもありません。
 
次回の記事では、もっと踏み込んで、書きたいと思います。 
 

 

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前回の記事では、グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム/カンゾウエキス)を配合した、薬用化粧水による白斑事件について、書きました。今回は以前の記事でも登場したお茶石鹸に関して、書きたいと思います。
 
以前の記事では、グリチルリチン酸2K配合のお茶石鹸(薬用石鹸)を継続的に使用して、お顔にセルライトができてデコボコ肌になり、また化粧ののりが悪くなったことまで書きました。しかしこれはとても、軽症の場合といって差し支えないでしょう。なぜなら、アナフィラキシーショックを起こすようなアレルギー発症まで至っていなからです。
 
もうご存知のこととは思いますが、石鹸に含有されている化粧品成分である加水分解小麦をアレルゲンとする、アレルギー発症でした。本来であれば、お肌に塗布された時点で、「肌に合わない!」とお肌が拒否反応、すなわち炎症反応を起こせば、消費者は危険性に気付く可能性があったわけです。
 
この場合もロドデノール白斑事故と同様に、 炎症という安全装置をグリチルリチン酸2Kが無効化してしまったため、アレルゲンはすんなりと経皮摂取されてしまったということになります。皮膚内部には消化器官のように関所がないため、もはやアレルゲンの侵入を防ぐ手立てがありません。
 
その結果、人体が小麦を有毒物質とみなした、小麦アレルギーを発症したわけです。お茶石鹸事件では、アナフィラキシーショックで呼吸困難まで陥るなど、重症な症例まであったようですが、死亡事故までは至っていなかったようです。
 
しかし、あくまでも、直接的に死亡事故まで至っていないというだけのことです。
 
次回の記事では、その続きを書きたいと思います。
 

 

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