タグ:手作り化粧水



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グリセリンといっしょにプロパンジオールを配合すると、保湿効果がアップすると人気です。

手作り化粧水の材料を販売しているサイトでも、「プロパンジオールの安全性は高い!」といった文言が書かれていたりもします。

しかも防腐剤としての効果もあるため、重宝する原料でもあるようです。

しかしプロパンジオールは旧指定成分の、プロピレングリコールの異性体です。

ご存知のようにプロピレングリコールにはアレルギーの危険性があります。

そのためプロパンジオールにも、潜在的にアレルギーの危険性があり、実際にプロパンジオール化合物によるアレルギー発症事例もあります。

アメリカでプロパンジオールが使用され始めた背景は、「プロピレングリコールよりはマシ!」という、安易な推測によるものです。

安全性評価は簡便なものだけでほとんど未評価であり、安全性のテストのデータの蓄積などはアメリカでも存在しません。

すなわち、プロパンジオールの安全性が高いとは、プロピレングリコールより安全性が高いというだけのことです。

保湿効果の高い手作り化粧水を作るためには、プロパンジオールは必須ではありません。

アルガアイのおすすめは、やはりプロパンジオール無添加の、安全性の高い手作り化水です。


グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K/カンゾウ根エキス)に保湿効果があるという見解と、保湿効果はないという見解があります。アルガアイ的には、グリチルリチン酸ジカリウムには保湿効果は、ないと考えます。



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父の日まであと2週間余り・・・。

もしプレゼントがお決まりでなければ、アルガアイの手作り化粧水材料「アクア・ダルモール77ミネラル」を、お検討下さいませ。
 

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お奨めレシピで出来上がった化粧水には、男性が苦手なベタツキがほとんどなく、超さっぱりで使いやすいと好評です。


ぜひご検討くださいませ。

 

 

 

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グリチルリチン酸2Kのまとめに関する前回の記事では、(グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)のメリットはデメリットでもあることについて書きました。今回の記事では、グリチルリチン酸2Kを配合した化粧品や薬用化粧品を使用する上で、もっとも注意すべき点について、書きたいと思います。

アトピー性皮膚炎の患者さんは別として、健常者の方でステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)を長期連用することは、まずしないでしょう。なぜなら身体が、ステロイド中毒に陥ってしまうからです。そのため、ステロイドが配合された医薬品の使用は短期に留め、目的の肌荒れや炎症を鎮めます。この常識をないがしろにした場合は、のちのちたいへんなことになります。

インターネット上ではあまり警告されていないのですが、ステロイド様作用をもつグリチリルリチン酸2Kについても、じつは基本的には同じなのです。漢方薬の世界では、グリチルリチン酸ジカリウムを主成分とする甘草単体、もしくは甘草が配合された漢方薬は、長期連用してはならないとされています。

この甘草エキスの主要薬効成分であるグリチルリチン酸2Kが、外用薬として配合された場合は、配合量が低い場合は、ある程度の期間は連続使用は可能のようです。しかし外用薬の主要薬効成分として用いられた場合は、やはり長期連用は不可となるようです。

もし長期連用した場合の副作用としては、高血圧(偽アルドステロン症)や浮腫の発症が知られています。その他にも目に見えない怖い副作用として、免疫機能の不全が挙げられます。感染症の危険性が、高まるということです。

以上のことから言えるのは、内服・外用にかかわらず、甘草およびその主要薬効成分であるグリチルリチン酸2Kがしっかりと配合されている医薬品やスキンケア製品は、長期連用すべきでないということです。あくまでも目的をもって、短期的に使用するに限って、甘草やグリチルリチン酸ジカリウムは、ある程度安全性が確保できるものと言えましょう。

そのように述べてまいりましたが、グリチルリチン酸2Kがどの程度の配合量であれば、毎日使っても安全かという疑問が出てきます。グリチルリチン酸2Kのまとめに関する次回の記事では、この点について書きたいと思います。

2019年2月27日付けcocolog記事より転載)

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前回の記事では、危険な手作り化粧品/化粧水にしてしまう可能性のある、危険性の高い化粧品成分について書きました。今回は残念な手作りコスメにしてしまう、化粧品成分について書きたいと思います。

ご自身のお肌に合った化粧品成分のみで出来上がるというのが、手作りコスメの最大のメリットのひとつでしょう。お肌に合っていれば、抗炎症作用のある化粧品成分は、もはや不要となります。それは、グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K/カンゾウエキス)です。

この化粧品成分の化粧品への配合目的は、肌荒れ防止です。コスメに配合されている化粧品成分がお肌に合わず炎症を起こした際に、鎮める働きをします。実際には化粧品成分でかぶれていたとしても、自覚できないほどに、抑え込んでしまうわけです。

このグリチルリチン酸ジカリウムは、化粧品を誰のお肌にも表面上合うようにするための、いわば「大衆化」するための化粧品成分です。しかしこの成分が含まれていると、血行や肌デトックス等の新陳代謝が低下し、残念肌に陥る危険性があります。

薬用化粧品や薬用石鹸などの医薬部外品への配合目的も、基本的には化粧品と同じです。しかし、いきすぎた「美白効果」が宣伝されている薬用化粧水や薬用石鹸の場合は、お肌を一時的に美白させる目的で、配合されているようです。

血行が低下すれば、お肌が病的に白くなります。その効果が持続する間は、「私は色白でキレイ!」と堪能できるかもしれません。しかし時間がたてば元に戻るだけでなく、だんだんと美しさを失います。なぜなら血行が低下している間は、肌代謝が大幅に低下し、皮膚の下には老廃物をため込むことになるからです。これが結局は、お肌の黒ずみやお肌のくすみにつながるわけです。

後に起こるであろう悲劇を考えることなく、ついつい目先の美白をお求めになられる方は、決して少なくありません。この副作用を伴う美白効果を求めて、グリチルリチン酸ジカリウムをせっかく排除できる手作り化粧水に、グリチルリチン酸ジカリウムをインターネットショップで購入して配合して、「美白化粧水」をお作りになられているようです。

本当の健全な美白効果とは、新陳代謝が活発で透き通るようなお肌になることだと、弊社では考えています。弊社の経験では、グリチルリチン酸ジカリウムなどの大衆化成分を排除して血行や新陳代謝を高めれば、相当なレベルの黒ずみさえ改善できる可能性は、十二分にあるでしょう。

この記事が皆様のコスメライフの、一助になれば幸甚です。

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ご家庭で作る手作り化粧水や手作り化粧品には、安全面の観点から賛否両論があるようです。ネガティブなご意見としてイチバン多いのはやはり、化学の知識に乏しい素人が安全性の高い手作りコスメを作れないということでしょう。これはこれで確かに、正しいご意見だと思います。

スキンケア製品のように、お肌に塗布する外用のものは、食品より気をつけなければならない側面もあります。それまで、乾燥肌程度でお悩みだった方が、手作り化粧水で乾燥性敏感肌に陥るといった方は、決して少なくありません。そうなってしまえば、何のための手作りコスメかということになってしまいます。


とはいえ、インターネットが普及した現在では、手作り化粧品の作り方に関する情報が無償で入手することが可能です。信頼性の高い情報を選択することで、安全性の高い化粧品をご家庭で作ることも可能でしょう。必要であれば試してみるのも、よろしいかと思います。

この情報を選択するときの注意点ですが、手作り化粧品の素材を販売しているサイトの広告文句を、鵜呑みにしないことです。安全性/危険性に関しては、第三者の情報も得ておきましょう。なぜなら、手作り化粧品で肌トラブルはもちろんのこと、アレルギーや大人アトピーを発症したとしても、自己責任となります。自らの安全は自らで確保するというのが、手作り化粧品の鉄則です。

弊社は手作り化粧水の素材を販売している関係上、手作り化粧水に関してお客様から様々な情報を頂戴します。その中で肌トラブルやアレルギー発症が多いのは、下記の素材です。

①ローズマリーエキス(ローズマリー葉エキス/ROE)

天然由来の防腐剤だから安全だと宣伝されているようですが、安全だとする科学的根拠は皆無に等しいです。アレルギー性皮膚炎や光過敏症などの発症の危険性があるだけでなく、体内まで侵される危険性があります。(→ 弊社公式サイト内記事

②1,2-ヘキサンジオール

保湿剤といった宣伝もなされているようですが、本質は防腐剤です。化粧品に使用され始めてから日が浅く、安全性に関ては、信頼性に乏しい断片的な情報はあるようですが、データの蓄積は皆無に等しい状態です。肝臓を侵すことが知られており、米国ニュージャージー州の健康福祉局は市民に対して、猛毒の可能性ありとの注意を呼びかけています。(→ 弊社公式サイト内記事

③低分子ヒアルロン酸

即座に危険というわけではありませんが、保湿効果欲しさに欲張って高濃度配合をすると、顔中が水虫になってしまう危険性がります。この処置を誤ったために、大人アトピーを発症しまった方もおられました。なお、アトピー肌(アトピー性皮膚炎)や乾燥性敏感肌の方には、ヒアルロン酸そのものがタブーです。(→ 弊社公式サイト内記事)保湿化粧水の手作りに、ヒアルロン酸は必須と考えられがちですが、必須ではありません。

この他にも気をつけて頂きたい化粧品成分は無数にありますが、弊社の経験では上記がワースト3です。

また成分以外にも、手作り化粧品がお肌に牙をむく場合があります。その代表的な例は、専門知識もなく、かといって情報を収集する努力もなく、さまざまな化粧品成分や化粧水どのものを、まるでカクテルを作るかのようにブレンドをして楽しまれている方です。そのような危険な行為をされている方は、何をつけてもお肌に合わない体質へ、まっしぐらの傾向があるようです。
 

 

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